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読んだらけ

漫画に小説、読んだものの感想を書いていきます

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5/26今週の漫画、アニメニュース 

山田花子没後20年フェア開催
24歳の若さで自殺した漫画家、山田花子が、今年で没後20年を迎える。
これに際し、本日26日よりコミックフェア「(いつの時代も)生きづらい人たちに―没後20年*山田花子再評価」が開催される。

山田花子は、根元敬などを崇拝したガロ系の漫画家。
人間関係における、差別、いじめ、偽善などを追求し続けた。
私も山田花子の作品「花咲ける孤独」を読んだことがある。
人間の闇に鋭い主張を投げかける刺激的な作品だった。
他の作品も読んでみたいと思っていたのだが、いかんせんどこにも売っていない。
この度このようなフェアが開催されるのはとても嬉しく思う。

なお、このフェアでは山田花子の単行本や山田花子特集が組まれた「アックス69号」を購入した人に特典ペーパーが配布される。
ペーパーには、山田花子の遺品であるカセットテープが抽選で50名に当選する応募券が付いている。
少々不謹慎な気もするがファンなら是非とも手に入れたい代物だろう。
しかし、フェア開催店舗が少ないのが難点。
田舎住みの私は車で一時間以上走らねばならない。
来週にでも行ってみるか。
キャンペーン期間は店舗によって異なるそうなので事前に調べておくように。


自殺直前日記 完全版 (QJブックス)
からっぽの世界
花咲ける孤独

週刊少年ジャンプのアニメ作品第一話を集めたDVDが登場

昨日25日ジャンプスーパーヒーローズスペシャルコレクションシリーズvol.1「熱血!!バトル★ヒーローズ」が発売された。
ジャンプアニメの第一話が収録されている。
今回の一作目は、「キン肉マン」「Dr.スランプ」「北斗の拳」「ドラゴンボール」「聖闘士星矢」「スラムダンク」の第一話を収録。
また、作品概要、声優キャストリスト、スタッフリストなどを掲載したブックレットも特典として付属する。
価格は1200円

過去を懐かしみたい人、新たなジャンプ作品に触れたい人にお勧めのDVDだろう。
なお、vol.2からの収録作品は以下の通り。

vol.2
「リングにかけろ」「夢戦士ウイングマン」「銀牙」「魁!男塾」「ドラゴンボールZ」「幽遊白書」

vol.3
「ど根性ガエル」「侍ジャイアンツ」「荒野の少年イサム」「キャプテン」「スペース・コブラ」「キャッツ・アイ」

vol.4
「ストップ!ひばりくん」「HARERUYA Ⅱ BOY」「忍空」「地獄先生ぬ~べ~」「封神演義」「ドラゴンボールGT」

vol.5
「ハイスクール奇面組」「気まぐれオレンジロード」「燃えるお兄さん」「まじかるタルるーとくん」「とってもラッキーマン」「みどりのマキバオー」

こういうのでワンピースが入っていないのは珍しい。
現在連載中、というかアニメ放映中のものは入らない模様。
るろうに剣心もないなぁ…
選考基準が分からない。

 咲-saki-阿知賀編BDDVDの特典が続々公開


現在絶賛放映中の「咲-saki-阿知賀編」のBDDVDの特典が公開された。
以下に記す。

BD初回限定特典
・原作、小林立先生描きおろし三方背ハーフボック
・1stシリーズ「咲-saki-」のEDテーマ「四角い宇宙で待ってるよ」「熱烈歓迎わんだーらんど」の阿知賀チーム版すぺしゃるCD
・10月28日に中のサンプラザで開催される「咲-saki-フェス」の先行購入抽選券
・「咲-saki-阿知賀編」BDスペシャル仕様Aimeカード
・プロ麻雀煎餅カード第一弾「藤田靖子プロ」
・設定資料・コンテなどを収録した豪華ブックレット

BDDVD共通初回特典
・キャラクターデザイン佐々木政勝描き下ろしジャケット

これだけついてBD定価7,140円とかなりお得。
特に咲フェスの先行購入抽選権が目玉だろう。
私も購入しようか迷いに迷っているところだ。
東京開催では無かったら間違いなく購入していた。惜しい。

また、店舗特典も公開されている

あみあみ→テレホンカード【松実玄】(1巻購入特典)
HMV→HMV描き下ろしスリーブケース(全巻購入特典)
げっちゅ屋→テレホンカード【新子憧】(全巻購入特典)
ゲーマーズ→ゲーマーズ描き下ろしピローケース(全巻購入特典)
ソフマップ→ソフマップオリジナル書き下ろしB2ポスター(全巻購入特典)
とらのあな→とらのあな描き下ろしタペストリー(全巻購入特典)、各巻特典クリアしおり(各巻購入or予約特典)


うーん、豪華。
私はなんだかんだでamazonで買ってしまいそうだ。
発売は6月20日。まだ間に合うか。


咲-Saki-阿知賀編 1 (イベント先行購入抽選券付属初回生産仕様) [Blu-ray]
咲-Saki-(10) (ヤングガンガンコミックス)
咲-Saki-阿知賀編episode of side-A(2) (ガンガンコミックス)

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category: 漫画・アニメ情報

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「さよなら絶望先生 29巻」感想 



表紙はカフカちゃん。
連載終了も決まった為、順番通りに表紙にする必要は無くなったということか。
原作は後3話で連載終了。
3度のアニメ化などもあったが、ついに終止符をうつことになる。


ネタのキレ具合はまぁまぁ。
全盛期ほどの激しさや突っ込みはないが、クスリとくる場面は多くある。
特に東電をネタにしているのは笑える。
まぁ、これほど格好のネタになるものもないだろう。

面白いには面白かったのだが、やはりはっちゃけ具合が足りなかった。
もっとダークな部分に踏み込んでほしかった。
もう連載終了が決定しているのだからぶっ飛んだ話にしてもいいと思うのだが。


また、物語のまとめに入っていると思われる描写も多数見受けられる。
あびるが鏡を見ると自分の姿がカフカに見えていたり…。
絶望先生のクラスメイトは皆カフカの分身だったのか?
知恵先生は「あの子は気付いてるかも…」とか言ってたし、なんか裏があるのは間違いない。

前作、「かってに改蔵」は最終回が近づくにつれ衝撃の事実が明らかになりましたが、今作でもその流れは引き継がれる様子。
どんなどんでん返しがあるのか楽しみだ。
やはりカフカが謎のカギを握っているのだろう。


ネタとしては少し不満足だが、物語を畳み始めていることもありなかなか面白くなってきている。
もっと多くのキャラを絡ませて物語を盛り上げてほしいものだ。
今はカフカ、普通ちゃん、あびる、千里、まといぐらいしか活躍していない。
せっかく魅力のあるキャラクターなのだから、オールスターを動員してほしい。

おそらく30巻が最終巻となるだろう。
どんな真実が待っているのか、楽しみに待っておきたい。


関連記事
「さよなら絶望先生」30巻 感想



さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)
さよなら絶望先生全書(ANIMESTYLE ARCHIVE)
絶望名人カフカの人生論
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category: 少年コミック感想

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西澤保彦「七回死んだ男」感想 



本格ミステリの中にSFを取り込んだ意欲作。
今日はこの興味深い作品の作品を書いていこう。

簡単なあらすじ
同一人物が連続して殺される!?
同じ日を9往復できる「体質」を持つ少年は、殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む。
どうあがいても殺されてしまう祖父を少年はどう救うのか?
そして最後に明かされる真相とは?
ミステリとSFを見事に融合させた怪作。



この作品のミソとなるのが、主人公の探偵の「体質」である。
一カ月に二、三回、同じ日を9回体験してしまうのだ。もちろん、少年以外の人は9往復していることは実感できない。
これは便利な能力と言うわけでもなく、狙った日を往復できないし、いつ往復が始まるのかわからない。
そんなループ世界で起きる殺人事件。

もちろん、この「体質」はSF的設定で、ミステリとはなんら関係は無い。
この「体質」を使って、祖父殺害事件の謎を解く本格ミステリだ。
そして、絶妙なコントラストで非常に面白い。


物語の核としては、「ひぐらしのなく頃に」「Steins;Gate」「魔法少女まどか☆マギカ」に類似している。
ループする世界で、人を救おうとする物語だ。
私はこういったループものが大好物なのですぐに作品に引き込まれた。
まさか本格ミステリと時間跳躍ものがここまでの化学反応を起こすとは思っていなかった。
これは西澤先生の文才によるものもあるだろう。
ここまでの成功例は滅多にないと思う。


重苦しい空気が流れるわけでもなく、話は常に軽快。
どんどんページをめくってしまう。
祖父を救おうともがく少年の姿はさながら喜劇のよう。
それでいて緊迫感も絶えさせないのだから、大した作品だ。

そしてラストのどんでん返し。
少し無理のある展開のため、怒ってしまう人もいるかもしれない。
しかし、論理にはかなっている。
これは人それぞれというところか。


「七回死んだ男」は、ミステリとSFを見事に調理した一級のエンターテイメントと言っても過言ではない。
しかし、「本格」ミステリでは無いと思う。
作者は「本格」のつもりで書いたと語っているが、「本格」ではないだろう。
それでも、この作品が面白いことには変わりは無い。
西澤先生の別の作品に非常に興味を持つことができた。楽しみが増えて嬉しい限り。




七回死んだ男 (講談社文庫)
人格転移の殺人 (講談社文庫)
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category: ミステリー(和)感想

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5/20 今週発売の新作、売り上げなど 

今週発売の新作

5月22日発売 男子高校生の日常(6) (ガンガンコミックスONLINE)
5月22日発売 男子高校生の日常アンソロジー (ガンガンコミックスONLINE)
5月22日発売 ギルティクラウン(2) (ガンガンコミックス)
5月22日発売 花咲くいろは(4) (ガンガンコミックスJOKER)

アニメ化された作品のコミック最新刊が次々と発売。
特に「男子高校生の日常」はアニメ化後初の新刊のため、動向が期待される。
また、初のアンソロジー本が同時発売。
計18名による豪華執筆陣により描かれる新しい日常だ。

また、同時発売を記念して特定店舗では特典が付く模様
アニメイト:イラストカード
アニブロゲーマーズ:ブロマイド
とらのあな:イラストカード

こういうのにメロンブックスが参加しないのは珍しい。
どのようなイラストかは不明だが、数は少なそうなので早めに購入しておいても損は無いだろう。


「花咲くいろは」は個人的に気になっている。
先日、「いろはクッション」を手に入れたので、これを機にDVDでも借りてみようかなと。
漫画から始めるのもいいかもしれない。


5月22日発売 JUDGE(5) (ガンガンコミックス)
5月23日発売 鬼灯の冷徹(5) (モーニング KC)
5月23日発売 鬼灯の冷徹(5)限定版 (プレミアムKC)
5月23日発売 少女ファイト(9) (KCデラックス)
5月23日発売 少女ファイト(9)特装版
5月23日発売 きのう何食べた?(6) (モーニング KC)

「全国書店員が選んだおすすめコミック2012」で第一位を獲得した「鬼灯の冷徹」最新刊が発売。
閻魔大王の第一補佐官・鬼灯の地獄でのドSな日常を描くコメディ。
モーニングにて連載されている。
なお、限定版も同時発売。
限定版の特典は、作中に登場する金魚草をモデルにした30枚の「金魚草一筆箋」。
さらに鬼灯が桃太郎に宛てた礼状「前略 桃太郎様~草々 鬼神之鬼灯」と、その場面を江口が描き下ろしたイラスト入りポストカード「一筆箋使用中之図」も付属する。
限定版の予価は1100円。

今まさに行われているバレーを題材にした漫画、「少女ファイト」も発売。
また、こちらも「黒曜谷高校ストレイドッグス公式ミニスポーツバッグ」がついた限定版が同時発売。
価格は2200円。
小物だが、細部まで再現された本格仕様だそうだ。



夏色キセキ(1) (ヤングガンガンコミックス)
俺の後輩がこんなに可愛いわけがない(1)特装版
俺の後輩がこんなに可愛いわけがない 1 (電撃コミックス)

現在アニメ放映中で、スフィアの四人が声優を務めていることで有名な「夏色キセキ」のコミカライズ作品が発売。
静岡県を舞台とした「ご当地アニメ」でもあり、ローソンとコラボ商品を発売するなど、一般層にも訴えかける作風だ。

「俺の後輩が…」は、ご存知「俺の妹が…」のスピンオフ作品。
作中屈指の人気キャラクター「黒猫」のスピンオフ作品となる。
今回は「白猫」のフィギュア付き特装版も発売。
原作最新刊も絶好調、アニメ第2期も決定するなど、まだまだ人気は衰えていないようだ。

先週の売り上げ
オリコン5/7~5/13

一位 47.3万部 君に届け 16 (マーガレットコミックス)
二位 41.4万部 ONE PIECE 66 (ジャンプコミックス)
三位 16.7万部 WORST 29 (少年チャンピオン・コミックス)
四位 15.5万部 GANTZ 34 (ヤングジャンプコミックス)
五位 14.4万部 NARUTO―ナルト― 60 (ジャンプコミックス)

最早少女漫画の金字塔となった「君に届け」最新刊が一位を獲得。
二位には先週に続きワンピースがランクインするなど、集英社の独壇場となった。

ガンツは絶頂期と比べると落ち気味か。
映画化もされたがあまり効果は出ず。
やはり最近のマンネリ展開が原因だろう。

日5枠でアニメ化が決定した「絶縁のテンペスト」最新刊は34位で2.1万部。
まだまだ物足りない数字だが、とてつもない影響力を誇る日5枠。
鋼の錬金術師、青のエクソシストの後を継げるか。

予約が始まっている新作
6月15日発売 ましろのおと 6 (月刊マガジンコミックス)
7月4日発売 バクマン。 20 (ジャンプコミックス)
7月18日発売 銀の匙 Silver Spoon 4 (少年サンデーコミックス)

早くも銀の匙最新刊が予約開始。
まだまだ既刊も伸びてるし、どんどん化け物になっていく。
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category: 漫画・アニメ情報

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「極黒のブリュンヒルデ」感想 



「エルフェンリート」「ノノノノ」の岡本倫先生最新作。
前作とは変わり、「エルフェンリート」に近い作品となっている。

wikiからあらすじを拝借
子供の頃に事故で死なせてしまった幼なじみの女の子の事が忘れられない高校生・村上良太は、彼女との約束(宇宙人が存在することの証明)を果たすべく、天文部に在籍し毎日夜空を見上げ探し続ける。ある日、良太の前にその幼なじみと瓜二つの転校生・黒羽寧子が現れる。彼女は研究所から逃げ出してきた魔法使いだった。

魔法使いを題材としたダークファンタジー。
と聞くと「魔法少女まどか☆マギカ」を思い浮かべてしまうが、作風は全く違う。
独特なセリフ回し、先の読めない展開で楽しませてくれる。
この作者の漫画は本当に展開を読ませてくれない。
いい意味で読者を裏切ってくれる。

この作品も例に洩れず、「倫タン節」は健在だ。
設定も凝っていて、飽きさせない。
まだまだ謎の多い序盤だが、これから解決されていくのを楽しみにしている。


実に面白い作品なのは間違いない。
キャラクターも魅力的で、彼らの掛け合いを見ているだけで笑えてくる。
ところどころに笑いの要素が盛り込まれているのが特徴だ。
しかし、そのギャグによってシリアス展開が壊されることはない。
シリアスな場面に入ると途端に緊張感のあるシーンに豹変する。
そんな二面性も楽しめる作品であろう。



「エルフェンリート」で満足された方には文句なくお勧めできる。
少し暗いがユーモアもある作品、「ドロヘドロ」などが好きだという方にも読んでいただきたい。
これからどんどん面白くなっていく作品の一つだ。



また、単行本化にあたり、本誌連載時のネームが加筆修正されていたりするので、本誌で気になった方も手に取ってみてはいいかもしれない。
アニメイトで購入すると特典として特製ペーパーがついてくる。これまたお得だ。




極黒のブリュンヒルデ 1 (ヤングジャンプコミックス)
岡本倫短編集 Flip Flap (愛蔵版コミックス)
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category: 青年コミック感想

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エラリー・クイーン「Xの悲劇」感想 




エラリークイーンの傑作、Xの悲劇。
ドルリー・レーンシリーズの先鋒を務める。

まずは簡単なあらすじ
密室状態に近い電車の中で殺人が起きた
怪事件に頭を抱える警察は元名俳優、ドルリー・レーンに助言を求める
氏によると犯人の目星は付いているようだが…
さらに続く殺人により、事件は次第に異様さを増していく
ドルリー・レーンの出す答えとは?


私はこれがクイーンデビュー作だ。
まだミステリー歴が一年と少しなので大目に見ていただきたい。

まず、個性的なドルリー・レーンという人物が光っている。
魅力的な探偵が傑作ミステリの必需品だ。
これは充分に満たしているだろう。

事件の模様は複雑怪奇。
一見、簡単そうに見えても深く考えると全く底が見えない。
しかし、ミステリの王道を歩んでいる作品ともいえる。
魅力的な探偵、不可思議な事件、見えてくる一つのトリック…。
事実、私には珍しく犯人を当てることが出来た。
伏線は多く散らばっており、回収して当てはめていく時の快感は堪らない。

「犯人を当てることができたから駄作」
などということは絶対にない。
読者を飽きさせずに話に引き込む力は強固。
犯人を確信している私でも、真実が明かされる場面は胸が高鳴ったものだ。

ミステリのお手本ともいえる作品。
これからミステリの世界に入りたいという人にもおススメだろう。
続編「Yの悲劇」も非常に楽しみだ。


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category: ミステリー(洋)感想

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アガサ・クリスティー「葬儀を終えて」感想 



クリスティー後期の作品の中でも一段と評価の高い「葬儀を終えて」
ポアロものの中で一番の傑作と推すファンも多い。

まずは簡単なあらすじを
「リチャードは殺されたんじゃなかったの?」
葬儀を終えたあと、遺言公開の席で妹が口にしたこの言葉。
その一言がきっかけで、家族の間に不穏な空気が流れ始める。
そしてその翌日、その妹は死体となって発見された。
この事件はどうやって繋がっていくのか?ポアロが導き出す答えとは。



遺言状の公開の時ほどミステリファンを興奮させるものは無いだろう。
実際は殺されたのではないか?
ここからどのような殺人が起きるのか?
と、うきうきして読んでいくに違いない。
この作品もその例に漏れず、私たちを楽しませてくれる。

「葬儀を終えて」は、登場人物の相関が複雑。
誰が誰の娘で誰の親だったのか、少し覚えるのに戸惑ってしまうかもしれない。
実際、私も登場人物紹介と家系図を何度も読み直した。
しかし、そこをうまく描き分けるのがクリスティー。
多くの登場人物を個性的に、特徴のある人に書きあげてくれている。


肝心の我らが探偵、ポアロはあまり出番が無い。
あくまでこの一族の物語で、ポアロは脇役にすぎない。
ポアロの活躍を期待する方には物足りなく感じてしまうかも。
際立った捜査はせず、事実と会話をもとに犯人を突き止める。
さながら安楽椅子探偵のようだった。


しかし、その分新しい謎が次から次へと出てくるわけでなく、あくまで一本道。
延々と続く会話シーンや日常描写に飽きてしまう人もいるだろう。
魅力的なキャラクターがそれを補ってくれるのだが、常に単調なこの作品は刺激を求める人には合わないと言っておこう。


肝心のトリックはお見事。
またもやアガサ女史のミス・ディレクションに引っかかってしまった。
まともな推理もできなかったなぁ…反省。

うーん、また騙された。
このブログでは過去に二回クリスティの作品の感想を書いているのだが、同じことしか言えない。「やられた」と。
しっかりと伏線を張られているのだが、全く気付きもしなかった。
この作品の犯人を当てられる人はそうそういないだろう。
それほど難解な事件だ。
われこそはという人は挑んでいただきたい。


ここからはネタバレ感想です
注意願います


最初の殺人…は行われていなかった。
まさか本当にただの病死だったとは思わなかった。
ある意味ミステリーの掟を破っているともいえる。
リチャードの死とコーラの死は関連あるものだと思っていた。
完全なミス・ディレクションである。

しかも葬儀の後のコーラは変装した犯人だったとかね。
わかるわけないよ。
まだ事件が起きる前なんだし夢にも思っていない。
と、言い訳はよそう。


前述の通り私は全く推理をさせてもらえなかった。
何がヒントすらも分からなかったありさまだ。
登場人物と共にポアロの話に耳を傾ける傍観者と化していた。

こんなトリックを考えた犯人に拍手。
こんなの思い付いても実際に行動に移そうだなんてとうてい思えない。
もしかしたら現代でも応用すればちゃっかり成功できてしまうかもしれない。
なんて考えてしまう自分に笑ってしまう。


ポアロものの中でも評価が高い理由を充分に理解できた。
このトリックは忘れられないだろう。
トリックだけでなく、あれだけの登場人物を見事に書ききった演出もお見事。
ポアロファンでなくとも楽しめる作品だろう。



葬儀を終えて (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
ミス・マープル 寄宿舎の殺人 -アガサクリスティの 葬儀を終えて [DVD]
名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 2
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category: ミステリー(洋)感想

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5/13今週発売の新作、売り上げなど 

今週発売の新作


5月17日発売 魔法先生ネギま!(38) (講談社コミックス)
5月17日発売 さよなら絶望先生(29) (講談社コミックス)
5月17日発売 ダイヤのA(31) (講談社コミックス)
5月17日発売 あひるの空(35) (週刊少年マガジンKC)

先日、連載終了した「ねぎま」の最新刊が発売。
同じくまもなく連載終了が決定している「さよなら絶望先生」も発売される。
マガジンを支え、アニメ化もされた2作なので残念だ。

それでも、ジャンプほどとは言えないがマガジンも高齢化が進んできているのでこの判断は良かったのかもしれない。
これらに代わる漫画が出てくれば良いのだが。
マガジン本誌の調子が悪ければ「進撃の巨人」移籍なんて話も持ち上がってしまうかも。



5月18日発売 キングダム 26 (ヤングジャンプコミックス)
5月18日発売 サイクロプス少女さいぷ〜 1 (ヤングジャンプコミックス)
5月18日発売 極黒のブリュンヒルデ 1 (ヤングジャンプコミックス)
5月18日発売 ヒトヒトリフタリ 2 (ヤングジャンプコミックス)

先週GANTZが先行して発売されたため、少し物足りないが、濃いメンツとなっている。
特に「極黒のブリュンヒルデ」は私の一押し。
「エルフェンリート」「ノノノノ」の岡本倫先生原作だ。
魔法使いを題材としたダークファンタジー。
と聞けば、なんとなく「まどか☆マギカ」を連想してしまうが全くの別物だ。
独特のセリフ回し、先の読めぬ展開で我々をあっと言わせてくれる。

「ヒトヒトリフタリ」は、「地雷震」で知られる高橋ツトム先生最新作。
霊界で生活する少女が主人公。
現世に降りて守護霊になり物語はスタートする。



絶対可憐チルドレン 30 (少年サンデーコミックス)
絶対可憐チルドレン 30 限定版 増補版さぷりめんと総集編付Vol.2 (小学館プラス・アンコミックスシリーズ)
ハヤテのごとく! 32 (少年サンデーコミックス)
ハヤテのごとく! 32巻+0巻サービスパック (特品)
ハヤテのごとく! 第0巻 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)


「絶チル」「ハヤテ」共に限定版も発売される。
「増補版さぷりめんと総集編付Vol.2」は、キャラ紹介・ 相関図などの特集ページ、書き下ろし4コマや、イラストギャラリーも楽しめる代物だ。

「ハヤテ0巻」は、単行本未収録漫画が掲載されている。
32+0巻は値段は変わらずポストカードと書きおろしスリーブがついてくるのでかなりお得だ。
また、店舗特典も付く模様。
詳細は以下の通り。

アニメイト:人気キャラクター3種の特製クリアしおり
ゲーマーズ:畑先生のサイン入り特製ポストカード
とらのあな:サービスパック→ミニクリアファイル 通常版→畑先生のサイン入り特製イラストカード
サンデーサポーターショップ:豪華仕様特製ポストカード

特製が多いな

先週の売り上げ

一位 227.5万部 ONE PIECE 66
二位 84.8万部 NARUTO―ナルト― 60 (ジャンプコミックス)
三位 33.3万部 バクマン。 18 (ジャンプコミックス)
四位 13.1万部 GATE7 3 (ジャンプコミックス)
五位  8.1万部 ヴァンパイア騎士(ナイト) 16 (花とゆめCOMICS)

予想通り、ランキングはジャンプ勢が圧倒。
ワンピースはさらに記録を更新するなど、完全な化け物漫画だ。
ナルトは一回落ちてきた売り上げをなんとか持ち直してきている模様。
ハンターハンターを抜いて準看板の面目躍如とした。
先日連載終了したバクマンも好調を維持。
このまま連載されていたら「ブリーチ」「銀魂」を抜いていたと思われる。

ジャンプ新連載の中で特に注目されていた「ニセコイ」は4.5万部で13位。
品切れになる店も出てきているようで、来週の伸びに注目したい。

また、下位の方には映画が公開された「テルマ・ロマエ」「宇宙兄弟」の既刊が続々ランクイン。
「テルマエ・ロマエ」はベスト25に既刊全てランクインしている状態だ。
「宇宙兄弟」は1~8巻がベスト50の中に名を連ねる。
映画では「テルマエ」に敗北を喫したが、漫画ではどうなるか。

予約開始されている新作
6月13日発売 ちはやふる 17 (Be・Loveコミックス)
6月22日発売 げんしけん 二代目の参(12) (アフタヌーンKC)
6月22日発売 おおきく振りかぶって(19) (アフタヌーンKC)
6月25日発売 咲-Saki-(10) (ヤングガンガンコミックス)
6月25日発売 咲-Saki-阿知賀編episode of side-A(2) (ガンガンコミックス)

「咲saki」最新刊が早くも予約開始。
「げんしけん」「おお振り」など、濃いメンツも揃っている。
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5/12今週の漫画ニュース 

けいおん!が連載終了

京都アニメーションによるアニメが大ヒットし、知名度を飛躍的に高めた「けいおん!」の連載が終了する。
6月9日発売の「まんがタイムきらら」7月号で最終回となるようだ。

原作では唯達四人が卒業した「大学生編」が連載されている。
もともとこの「大学生編」には否定的な意見も多く、高校生までで良かったと嘆くファンも多かった。

「むりやり連載されていたのか?」
「あずまんがのように潔く高校卒業と同時に連載を終了するべきだった」
など、連載終了に関して悲観するような意見は少ない。
逆に「世界観が壊されないでよかった」と喜ぶファンもいるくらいだ。

映画「けいおん!」もヒットし、まだまだ実力を見せつけてきたけいおん!
原作終了とともに勢いが収縮するかは不明だが、根強いファンに支えられ続けるのは間違いないだろう。


映画けいおん! (Blu-ray 初回限定版)
TVアニメ「けいおん!!」『けいおん!! ライブイベント ~Come with Me!!~』Blu-Ray メモリアルブックレット付【初回限定生産】
けいおん!! SQフィギュア〜秋山澪〜 全1種

 「創刊!コミックアース・スター編集部」が名を改めアニメ化決定


月刊コミッカース・スターで連載中の漫画「創刊!コミックアース・スター編集部」が、「まんがーる」と改題してアニメ化されることが明らかになった。
原作は高岡かがりさん、キャラクター原案を、「じょしらく」「とらドラ!」で知られるヤスさんが担当。

「まんがーる」は、新人漫画編集者の女の子達が、日本一の漫画雑誌を作るために奔走する様子を描く漫画。
実際は最近多いゆるい日常系の漫画である。

テレビアニメは、「ゆるゆり」で知られる動画攻防が制作。
なお、コミックスは本日、12日に発売される。

 「じょしらく」キャスト公開
別冊少年漫画で連載され、7月よりアニメ化が決定している「じょしらく」のメインキャストが発表された。

キャストは以下の通り

暗落亭苦来:後藤沙織里
蕪羅亭魔梨威:佐倉彩音
波浪浮亭木胡桃:小岩井ことり
防波亭手寅:山本希望
空琉美遊亭丸京:南條愛乃

後藤さん以外は新人の声優さんである。
どのように盛り上げてくれるか期待。

原作は「さよなら絶望先生」の久米田康治、漫画はヤスが担当。
落語の漫画ではあるが、落語が終わった後の楽屋でのゆるい会話がメインとなる。
これもまた世の中にありふれてきた日常系の漫画。
アニメ業界もどうやって他の作品と差別していくか見ものだ。

なお、6月8日に最新4巻が発売される。

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「GANTZ 34巻」感想 



今日感想を書くのは、先日映画がテレビ放送されたGANTZの最新刊。
漫画の方は佳境に入っているのにもかかわらず一向に終わる気配を見せない。
同じようなシーンの繰り返しだと不満が出始めている。

表紙はなんだか暗い顔をしたレイカ。
一人の表紙ってのは最近にしては珍しい。
そんなことは置いておいて、さっさと感想を書いていこう。


ここからはネタバレ感想です
注意願います




前巻のラストでタエちゃんとようやく出会えたけいちゃん。
「けいちゃあああああん」「タエちゃああああん」の連呼が無くなると思うとほっとする。
そんな安息の時もつかの間、けいちゃんはどこかへ転送されてしまう。
どうやらあのちょび髭共が呼びだして戦闘に参加させたっぽい。
今度は岡が使っていたでっかいロボットに搭乗してバトル。
ああいうのに乗るのは男の子の夢だけどね、こんな状況じゃやだね。

一方、クローンけいちゃんご一行は凄い強そうな敵に遭遇。
やべぇ、逃げるぞ!という時に一言

けいちゃん「みんな今のうちに逃げてくれ、俺がひとりでこいつをやる」

ふー
かっこいい。
こんなセリフを吐くのも男の子の夢というやつだ。

「どうぞどうぞ」と皆言わんばかりに逃げていくが、レイカだけけいちゃんが心配でたまらない様子。
せっかくのけいちゃんのご厚意を無駄にしてけいちゃんを助けに行く。

レイカ「けいちゃん待った?❤」
けいちゃん「なんで来るんだよてめー、どうせならタエちゃんと会いたかったわ」

てめえええええええええええええええ
自分を愛する女に向かってなんたる暴言。許すまじ。
それでも的に果敢に向かっていくレイカに感動。

そして敵にやられ気絶するけいちゃん。
しかし、気付いたら敵は死んでいた!?
わけがわからないままその辺りをうろつくが…


そこには力なく横たわるレイカの姿が
ナンテコッタイ/(^o^)\
レイカに死亡フラグは立っていなかった…!
逆に覚醒フラグが立っていた…
ここで死ぬの?ヒロインが?そんな馬鹿な

と、混乱した頭でページをめくっていくもやはり死んでいる模様

けいちゃん「レイカあああああああああ愛してたんだあああああああああ」


おい!!

これは最低主人公の部類に入りますぞ。
クローンといえどもこれはひどい。
人の価値は死んでからしかわからないといいますが、こんなところで具現化せんでも。


そして独自のルートを突っ走る櫻井は相変わらず超能力で無双。
そんな極限状態のチェリーの前に現れたのは…

死んだはずの坂田師匠だった!


ここでこの巻は引き
まぁまぁ続きが気になる展開ではないだろうか。
今までと比べるとあまり大ゴマの乱用は無く、読みごたえは少しアップ。
5分で読めるかと思っていたが8分かかった。

敵が現れる→倒す→モブ「ありがとう」→敵が現れる→倒す→モb(ry
の繰り返しで、かなりマンネリ化。
たえちゃんけいちゃん連呼は健在。
絵がごちゃごちゃしてきて何が起きてるか分からなくなる人もいるかもしれない。


やってることは前巻などと変わりないので真新しい面白さは無い。
そろそろ大きな動きを見せてくれないと流石に飽きてしまう。
せっかくの物語のラストステージなのだから、変な引き延ばしをせずに華やかに終わってほしい。




GANTZ 34 (ヤングジャンプコミックス)
GANTZ PERFECT ANSWER [DVD]
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category: GANTZ

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「探偵オペラ ミルキィホームズ 第二幕 バラエティブック」感想 



「探偵オペラ ミルキィホームズ 第2幕」のバラエティブックとやらを買ってきた。
完全な衝動買いである。
拍子を見ていて「あーくずかわいいなーちくしょー」と思っていたらレジに進んでいた。
魔力と言うものは凄い。

同梱されているものは、バラエティブック、ドラマCD、卓上カレンダーの三種類。
さっそくバラエティブックを読んでみたのだが、なんかちょっと物足りない感じ。
設定資料としてシャロ達の服装の変化を拝める。
やっぱりコーデリアさんの私服のセンスはピカイチ。
囚人服の時まで網羅されているので必見。
人によってはこれをずっと眺めてハァハァしてしまうかも。

設定資料といってもこれだけで、キャラクターの下書きや詳細なキャラ設定が載っているわけでもない。
「設定資料」と謳うのは如何なものかと。
また、メイン四人の声優陣の座談会や、11話までのあらすじもある。
11話までのあらすじは本当にあらすじだけで、裏話や小ネタのようなものは一切無い。
正直、このバラエティブックはがっかりする要素ばかりだ。
イラストや詳細な設定資料を期待している人にはお勧めできない。

となると、目玉はやはりドラマCDだ。
約60分のボリュームで楽しませてくれる。
相変わらずの面白さなので、上記のことが気にならなければ是非とも手に取ってほしい。
ミルキアンたるものどんな話も逃してはならない。


カレンダーはアニメキャラと声優の方のグラビアをリバーシブルで楽しむことができる。
やはりみもりんはかわいい。
この前のサイン会に行こうと思ったのだが、仕事が入った為行けなかった。
祝日に仕事が入るとはなんたる会社。
それでも会場ではひと悶着あったそうで、少し残念だ。



バラエティブックは大したボリュームではないが、ドラマCDとカレンダーはファン必須のアイテムだろう。
今日はカレンダーをっずっと眺めておくことにしよう。。




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有栖川有栖「マジックミラー」感想 



今日は有栖川有栖の長編、「マジックミラー」の感想を書いていきたい。
実は私は有栖川作品初挑戦となる。
新本格の代表作家ということでいつかは読んでみたいと思っていた。
私のミステリ歴がまだまだ浅いということもあるが、近くの書店に有栖川作品が全く入荷されないので手に取る機会が無かったのだ。
つい先日、この作品だけ入荷されていたので購入してきたというわけだ。

タイトルからして「双子の入れ替えトリックかな」と予想して裏の紹介文を読んでみたら本当にそのままで驚いた。
冒頭を読むとさらにそのことが強調されていたので、フーダニットよりもハウダニットに重きを置く作品だと納得してから読み始めたのは言うまでも無い。


とりあえず、簡単なあらすじを
とある湖畔で女性の他殺体が発見された
一億の生命保険料が手に入る女性の夫とその双子の弟には堅固なアリバイがあった
誰もが殺しえない状況で、捜査は難航する
そして事件から数カ月がたったある日、第二の殺人が起きてしまう
犯人が作り出した驚愕のトリックとは?



あらすじからもわかるとおり、双子の入れ替えトリックが焦点と見えるのだが、この二人には強力なアリバイがありなかなか真実が見えてこない。
いわゆる「時刻表トリック」も融合されており、より複雑な謎が待ち構えている。
ありきたりな展開や、「双子を使ったトリック」というのは見え見えなこともあり、序盤は少々だれてしまう。
登場人物も少なく華が無いためあまり物語にのめり込めないのだ。

私立探偵が登場したときは「おお、ここから物語が動き出すのか」と期待したものだが、そんなこともなく大して活躍せずに終わってしまったのでがっかりした。
もしかしたらこのまま終わってしまうのではないかとビクビクしながら読んでいた。

しかし、そんなはずもなく、第二の殺人が起きたところで物語は加速度的に面白くなっていく。
とにかく、謎、謎、謎なのだ。
登場人物たちも本格的に捜査を始めていき、物語にぐいぐい引き込まれていく。
ちなみに私も時刻表とにらめっこしながら推理していたが、全く真相は見えなかった。


そして最後に明かされる真実。
新たな時刻表トリックのお目見えである。
いざ、明かされてみると「そんな簡単なことだったのか」と呆れてしまう。
「時刻表トリック」だというのだから複雑なものを想像していた。
けれども毎度の如くこんなトリックを思い付いた犯人に脱帽。
ぐうの音もでなかった。


また、この作品が面白いのは「密室講義」ならぬ「アリバイ講義」があることだ。
巨匠たちの作品を例に挙げて、アリバイトリックの根底に迫る。
「マジックミラー」自体もアリバイトリックが使われていることもあり、これは作者からの重大なヒントだと何回も読み返した。
今度は他の作品でもこの講義を活かしていきたいものである。


序盤は期待外れだと思ってしまったけれども、読了してみれば満足感で体は満ち溢れていた。
他の有栖川作品も読んでみたい。
この作品はいつもの有栖川作品とは一風変わったものだと聞くから、今度は普段の作品で別の衝撃を味わおう。


ここからはネタバレ感想です
注意願います


ここからは物語の核心に触れる話ばかりなので、既読者のみに閲覧していただきたい。


まずは肝心の時刻表トリック。
私は飛行機を使うということは夢にも思っていなかった。
なにせこういったものを扱った作品も初挑戦だったからだ。
探偵の推理を読んで自分の重大なミスに気が付き、少し恥ずかしい思いをした。

この事件の一番のターニングポイント「博多で回収された新一の指紋付き切符」も色々と推理した。
「実は博多に行ったのはやはり健一で、切符の指紋も健一のもの」
というのが私の推理だった。
最初に健一が殺害現場に行った際に新一のふりをし、新一の指紋として健一の指紋が採取されてしまったのではないかと考えたわけだ。
双子の入れ替えは事件後にも行われたと推理した。
しかし、よくよく考えてみれば別荘から本物の新一の指紋も採取されているわけで、我ながらとんでも理論を考えてしまったと逆に感心してしまう。

自分の推理が完全に外れていると気付いた時にはもう自信を失い、思考停止状態となっていた。
「多分、今の手掛かりのままでは推理できないんだ。もっと良い材料が出てくるまで待とう」と甘い考えで読み進めてしまった。

そして巻き起こる第二の事件。
双子のどちらが殺されどちらが殺したのかが焦点となると思って推理していたのだが全くの大外れだった。
これを焦点に置いてしまえば見えるものも見えてこない。
結局、私はろくな持論を持たぬまま解決部分へ進んでしまった。
けれども四苦八苦して考えていくのは楽しかった。

空知さんが第二の事件の犯人というのは衝撃的だった。
数ページくらい前からまさかまさかと思っていたのだが、本当にそうだったとは。
私立探偵が役立たずだった以上、空知さんが探偵役だと思っていたのだ。
それがまさか私立探偵が本当に探偵役だったなんて。二重の意味で衝撃だった。
役立たずなんて言ってごめんなさい。


トリックの内容にも充分満足。
買ってきて良かったと思えた作品。
あとは近くの書店が入荷してくれるのを待つのみである。




新装版 マジックミラー (講談社文庫)
綾辻行人と有栖川有栖のミステリ・ジョッキー(3)
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「STEINS;GATE 星屑のデュプレット」感想 



本日は「STEINS:GATE 比翼恋理のだーりん」まゆりルートのコミカライズである「星屑のデュプレット」の感想を書いていく。
先日プレイしたまゆりルートに感激して買ってきた次第だ。
ここまで心を動かされるとは思っていなかった。


最後まで一通り読んだが、なんだか物足りない感じ。
ゲームで感動を味わった私は、急スピードで展開する話に違和感を覚えた。
多様な場面がカットされており、全体的に急ぎ足。
ゲームをせずにこれを読むと間違いなく展開についていけないだろう。
場面が飛び飛びで何が起きているか分かりにくい。

残念なことに、キャラの心情描写も少ない。
オカリンとまゆりが心を開いていくプロセスが見事にカットされている。
オカリンのまゆりを幼馴染と見るのか、一人の女性と見るのかという葛藤や、まゆりの今まで抱いてきたオカリンに対する気持ちが全く描写されていない。
気付いたら仲が良くなっており、安物のメロドラマを見ているようだ。
これでは感動もあったものではない。
あのオカリン達の心情変化があってこその感動のラストだ。
漫画では微塵も感動することができず、凄く残念だ。

だーりん未経験の方は、たちの悪いネタバレを食らった気持ちになるだろう。
「比翼恋理のだーりん」を遊んでいない方には絶対にお勧めができない。
ゲームでこのまゆりルートを楽しんでほしい。
だが、このゲームを読んでこの話に失望した方もいるだろう。
それでもまだ評価を下げないでいただきたい。
「比翼恋理のだーりん」をプレイしてから評価してくれ。


これはもうまゆりルートに感動したという人間がニヤニヤするためだけの漫画だろう。
初見の方は絶対にこの漫画を手にとってはダメだ。
感動が何万分の一に落ちてしまう。

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「比翼恋理のだーりん」感想




STEINS;GATE 星屑のデュプレット (ファミ通クリアコミックス)
PSP STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(限定版)
PSP STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(通常版)
PS3 STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん 特典 箱入りスティックポスター付き
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5/6今週発売の新作、売り上げなど 

今週発売の新作


5月8日発売 弱虫ペダル 22 (少年チャンピオン・コミックス)
5月8日発売 範馬刃牙 34 (少年チャンピオン・コミックス)
5月8日発売 WORST 29 (少年チャンピオン・コミックス)
5月8日発売 ドカベン スーパースターズ編 45 (少年チャンピオン・コミックス)

今週はチャンピオン勢が発売。
看板級の作品が多く豪華な週になりそうだ。
「弱虫ペダル」はそろそろドラマ化、アニメ化されそうな作品。
今後の動向に注目。

バキは相変わらず親父との闘い。
ここまでグダグダになるとは思われていなかったため、早くケリを着けてくれてというのが本音。
本誌でも絶賛バトル中なので、なかなか望みは叶えられないようだ。


5月7日発売 COPPELION(14) (ヤンマガKCスペシャル)
5月8日発売 UN‐GO因果論 (カドカワコミックスエース)
5月9日発売 これはゾンビですか? 5 (ドラゴンコミックスエイジ)

東電のせいでアニメ化の話がどこかへ吹き飛んでしまった「コッペリオン」の最新刊も発売。
連載を続けていられるだけでも奇跡である。
原発事故を題材にしている漫画の為、この際読んでみてはいかがだろうか。

また、坂口安吾を題材としたアニメ「UN-GO」のコミカライズも発売される。
現在2期が放送中の「これゾン」のコミカライズも発売されるなど、以前アニメ業界は好調のようだ。


5月11日発売 君に届け 16 (マーガレットコミックス)
5月10日発売 GANTZ 34 (ヤングジャンプコミックス)

集英社からは同社の看板作品が発売される。
先日金曜ロードショーで映画が公開されたGANTZだが、まだまだ勢いは健在。
映画化以降の好調な推移をどこまで保っていけるかが焦点となる。

「君に届け」は最早少女漫画の中では別格。
発売されるたびに部数を伸ばしており、留まるということを知らない。
今現在の漫画のトップテンに入るのは間違いないだろう。

先週の売り上げ

一位 20.1万部 GIANT KILLING(23)
二位 10.0万部 銀の匙 Silver Spoon 3 (少年サンデーコミックス)
三位 9.7万部 FAIRY TAIL(32) (講談社コミックス)
四位 8.2万部 ジョジョリオン 2 (ジャンプコミックス)
五位 7.6万部 僕は友達が少ない 5 (MFコミックス アライブシリーズ)

「ジャイアントキリング」が一位を獲得したが、前巻と比べると落ち目。
アニメも終了し、勢いが落ちてきているか。
またドラマ化など戦略を立てるべきところ。

「僕は友達が少ない」がなんと五位にランクイン。
ラノベのコミカライズ作品でここまで上位に来るのは珍しい。
京都アニメーション制作で現在放送中の「氷菓」が2.4万部で41位なのを見ると、その凄さが際立つ。
あまりレベルの高くない週だったが、10万部近く売り上げたのは評価。


また、現在映画公開中の「テルマエ・ロマエ」の既刊が下位の方にちょくちょくランクイン。
一巻はどうやら累計百万部を突破したようだ。
映画の評価も好調で、ここからさらに伸びてくるものと思われる。

予約開始されている新作
新世紀エヴァンゲリオン (13) 【プレミアム限定版】 (カドカワコミックスエース)
鬼灯の冷徹(5) (モーニング KC)
緋弾のアリアAA(4) (ヤングガンガンコミックス)

ついにエヴァ最新刊が予約開始。
11月発売なので気長に待とう。
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PSP「STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん」プレイ感想 



今日は漫画でも小説でもなく、ゲームの感想を書いていく。
まぁ、サウンドノベルなので少々勘弁していただきたい。ほとんどギャルゲーだけど。

「比翼恋理のだーりん」は本編「Steins;gate」のスピンオフ作品。
あったかもしれないラボメンとの物語を描く。
Xbox360で発売していたが、先日PSPでも発売されたので購入した次第だ。
もちろん、本編をやっていないと充分に楽しめることができない作品。
また、本編をアニメでしか見たことがない人にもお勧めはできない。
原作を存分にプレイし世界観に満足した方ならば大いに楽しめると思う。
逆に原作プレイ者には超お勧めな作品だ。

簡単なあらすじを
度重なるDメール実験により変動率3%の世界線に移動してしまったオカリン
その世界ではフェイリス、バイト戦士がラボメンになっていた
新作ガジェットも次々に開発されていたが、ラボは厳しい財政状況
なんとか資金を得ようとオカリンは奔走する


原作のような重苦しい雰囲気は無く、常に明るく楽しいお話。
ラボメンとの甘酸っぱい恋愛が楽しめる。



ルートは萌郁、フェイリス、ルカ子、鈴羽、まゆり、クリスの6ルート。
原作にはなかった萌郁ルートが追加されている。
原作では多くの非難を浴びた萌郁だが、今作で「許した」との声が多く聞かれる。
実際、何を考えているのか分からなかった萌郁の心情がうまく描写されており、萌郁というキャラをよく知ることができた。
私は最初から萌郁を「許してた」人間だったので、照れを隠す萌郁のさりげない仕草に萌えていた。

まず、言っておかないといけないことが、ルカ子ルートだけは酷い出来だということだ。
ホモルートというだけでネタになるはずなのに、話が致命的に面白くないのだ。
同じような話の繰り返し、各人物のキャラ崩壊など、擁護すべき点が無い。
盛り上がる部分も全く無いため、作業ゲーがさらに単純化してしまった感じだ。
さらに、ルート突入後からすでに付き合っているという設定のため、仲良くなっていくプロセスが無く全く楽しめない。
どうしてこうなった…。


萌郁、フェイリスルートはラボメン全員参加であるため、盛り上がりもあり非常に面白い。
特にフェイリスルートは各キャラの特徴が最大限に出されており、より感情移入できる。
オカリンのかっこよさもさることながら、肝心の恋愛部分も自然に流れていき違和感なく楽しめることができる。
4℃のうっとうしさも健在で本当に「オールスター」という気分になれた。
また、萌郁ルートはミスターブラウンルートとも言われているのでお楽しみに。

鈴羽、クリスルートはそれぞれのヒロインが主役になり、他のヒロインはほとんど出番が無い。
人によっては少し盛り上がらないと感じることもあるだろう。
それぞれキャラは掘り下げられているのだが、デレが少ないのであまり萌えない。
こっち方面でも盛り上がりが無いと感じる人もいるだろう。
鈴羽ルートは「ダルがうざい」ともっぱらの噂である。
だが、私もダルの立場ならこうなっていると思うため、非難はできない。


そして最後に今作のトゥルーエンド、まゆりルートである。
これは本当に完成度が高い。このルートだけで比翼恋理のだーりんは構築されていると言っても過言ではない。
まゆりの子供からの心情、「女の子」としてのまゆりがうまく描写されている。
そして何よりまゆりがかわいくて仕方が無いのだ。
オカリンの為に健気に動く彼女を見ているとこちらの心も動いてしまう。
オカリンの気持ち、はたまたまゆりの気持ちにも感情移入してしまい、涙を誘う。
「彼女なんていらねーぜ」と息巻いていた私の心も大きく動かされた。
本当にこんな恋愛がしたかった。
この感動は是非ともゲームで楽しんで欲しい。
恋愛というものそのものを考えさせられる良作だ。

というわけで、このまゆりルートに感激した私は、コミカライズである「星屑のデュプレット」を早速購入してきた。
こちらの感想はまた後ほど。


うん、面白かった。

だが、致命的な欠点がある。
ロードが遅いということだ。


台詞の読み込みが遅く、すぐにジージーとPSP特有の読みこみ音がしてしまう。
物語は面白いのだが、これのせいでテンポが悪くなりイライラしてしまうことが多数あった。
近くPS3でも発売されるということなので、どちらかというとこちらを待った方が得策かもしれない。
お勧めしたい作品なのだが、PSP版はおススメできないと歯がゆい状態だ。


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「星屑のデュプレット」感想



STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(通常版)
STEINS;GATE 比翼恋理のだーりん(限定版)
STEINS;GATE ダブルパック 特典 箱入りスティックポスター付き
シュタインズ・ゲート 牧瀬紅莉栖 (1/8スケール PVC製塗装済み完成品)

category: ゲーム感想

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「バクマン。」18巻 感想 



先日、ジャンプ本誌に手最終回を迎えた「バクマン」の最新刊の感想を書いていく。
来月、さ来月と単行本が連続刊行されるので要チェックだ。

今回の表紙は平丸先生と蒼樹さん。
二人の愛の行方が二話にわたって描かれる。
久々に平丸先生の生き生きとした姿を見ることができるので嬉しい限り。


最高達はエイジに対抗して黒悪魔と白悪魔の対決を描く読み切り「REVERSI」を完成させる。
編集たちの評価も上々で、なんと読み切りのアンケート結果でエイジに勝ってしまう。
正直、ありがちなネタだし実際の漫画も見れるわけでもないので急に評価が上がっていくのは納得がいかない。
少しご都合主義すぎるところがある。
展開が早いのはいいが大事なところを省略しすぎで、読者の置いてけぼり感が否めない。

結局、「PCP」は月刊連載、「リバーシ」の方を週刊連載ということになる。
これもかなりのご都合主義。
この編集部はどれだけこの二人の我がままに付き合ってくれるのだろうか。
ついでにエイジの方も連載が決定し、直接対決ということになる。


二作連載で忙しくなり、漫画家の「修羅場」が描かれる。
何日も徹夜で極限状態になるという、売れっ子漫画家ならば誰もが通る道だ。
しかし、どうも「極限でヤバい」という状況が伝わってこない。
それもそのはず、その「極限状態」が、絵でしか表現されていないからだ。
最高達がげっそりとしているだけで、具体的にどういう状態なのかがわからない。
小畑氏の絵に助けられていなかったらこの漫画の表現力は一段と落ちていただろう。

これが、「バクマン」が「まんが道」に劣る点だと思う。
「まんが道」ならば「これはヤバい」と主人公と一緒に絶望できたのだが、「バクマン」は「なんかやばそうだな」と他人事のようにしか思えない。
早い展開のせいもあるがいまいち物語に溶け込めない。


さらに最後の主人公のわがまま
「リバーシを50話以内で終わらせる」というのだ
引き延ばすより短く勢いのあるうちに終わらせた方がいいとか。
ほとんどの人気ジャンプ漫画をdisった形となる。特にブリーチとか。
最後の最後まで自分達のことしか考えていない主人公だった。


終始主人公二人にイライラしてしまう。
その分、周りのキャラクターが魅力的なので読んでしまう。
散々酷評しているが、客観的に見れば凄く面白い展開なのだろう。
私はいちいち小さいところまで気にしてしまう捻くれた性格なので、悪く見えてしまうのは当たり前。
私の意見は一小市民の意見として受け取ってほしい。



バクマン。 18 (ジャンプコミックス)
バクマン。 19 (ジャンプコミックス)
バクマン。勝利学
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「霊媒師いずな Ascension 」1巻 感想 



今日はぬ~べ~からのスピンオフ作品「霊媒師いずな」の感想でも。
スーパージャンプからグランドジャンプへの移籍に伴い、タイトルも少々変更。
それでも内容は全く変わらず、いつものいずななのでご安心を。
あざとすぎるエロ描写も健在。
その道のプロを喜ばしている模様。


移籍前と変わらず読み切り形式。
ただ、最後の話だけ二話にまたぐ。
千佳羅が出てくるお話で、またもや悪人を殺すかどうかが焦点に。
うってかわって重い話になるのでご注意を。
けれどもなかなか考えさせられる題材なので、読んでみても損は無い。


嬉しかったのは久々にリンが活躍したこと。
せっかくいずなの近くにいる人間なのになかなか出番が無いかわいそうな子。
どう書いても同じような話になってしまうので、うまく活躍させるのが難しいというのもあるか。
今回は主役級の話があったのだが、それっきりで他は全く出番は無い。
日常パートだけでも出してくれればいいのに…。



他の話もテンプレながらもいい話でいっぱい。
エロ描写がなければもっと人に薦められるのだが。

読みきり形式と言うこともあり、初読の方でも充分に楽しめる内容となっている。
まずこれを手にとって気になった方は、スーパージャンプ版の「霊媒師いずな」を読んでみてもいいかもしれない。



霊媒師いずな Ascension 1 (ヤングジャンプコミックス)
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