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阿部共実「大好きが虫はタダシくんの」感想 



現在、週刊少年チャンピオンにて「空が灰色だから」を連載中の阿部共実。
その阿部先生の短編集がついに発売された。

「灰色」
「乙女心」
「ドラゴンスワロウ」
「破壊症候群」
「あつい冬」
「デジタル人間カラメ」
「大好きが虫はタダシくんの」


を収録。
短編集より本家の方が短編多いってどういうことなの。

全体的にギャグ系の話が多い。
「空灰」ではギャグとブラックの見事な融合が評価されているが、こちらはデビュー前のコミカルな作風ばかりだ。
阿部先生の作風はここでもう固まっていたんだなと実感できる。

そんな明るい雰囲気の中でどす黒い瘴気を放っているのが、表題にもなっている「大好きが虫はタダシくんの」だ
ネットで公開されると同時に話題を呼び、「阿部共実」というジャンルをこの世に見せしめた出世作。
正直かなり人を選ぶ作品だが、虜になるファンが絶えないというのも事実だ。

作者ブログでも公開されているので、未読の方は怖いもの見たさでどうぞ
ttp://blog.livedoor.jp/ikaruga99999/archives/52013033.html#more


作者曰く、「おかしくなっていく世界観を描きたかった」とのこと。
うーん、「おかしくなっていく世界観」というのが難しい。
この漫画でおかしいのは志織だが、志織にとっては「うまくやっていけないこの世界」こそおかしいものだろう。

志織はいじめを受けて言語能力がおかしくなり、最後の砦だった親友にも突き放される。
いったい志織はどこへ向かうのだろうか。
最後の復唱が心にくる。


ああ、なんともいえない。
この独特の雰囲気が大好きだ
そしてなんと感想の書きにくい作品だろう。
変な深読みはせず、思ったことを書けばいいのだがより深みを知りたくなってしまう作品。
ねじ式」のような革命的な作品ともいえる。

私もこの作品で阿部共実を知り、「空が灰色だから」と出会うことが出来た。
こういう鬱というか暗い話は大好物だ。
「空灰」未読者でも既読者でも、一度は読んで欲しい作品だ。


関連記事
「空が灰色だから」4巻 感想
「ちーちゃんはちょっと足りない」第一話 感想




大好きが虫はタダシくんの―阿部共実作品集 (少年チャンピオン・コミックス)
空が灰色だから 4 (少年チャンピオン・コミックス)
空が灰色だから 1 (少年チャンピオン・コミックス)
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tag: 阿部共実 
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