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読んだらけ

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劇場アニメ「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」感想 

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ネタバレ注意


本日公開の田中ロミオのライトノベルが原作の映画「AURA 〜魔竜院光牙最後の闘い〜」
公開規模は小さいが電車を乗り継いで乗り継いで観てきた。


簡単なあらすじを紹介
高校1年生になったばかりの佐藤一郎は、ある日忘れ物をとりに夜の校舎に忍び込んだところ、青いローブを身にまとい、金属製の杖を持った美少女と出くわした。彼の望んでいた平穏な学生生活は彼女に振り回されることで次第に遠ざかり、絶望の淵に落とされるが…

簡単に言うと
元中二病の少年が、中二病の少女に振り回される物語である


私はこのあらすじをうろ覚え程度で見に行った。
原作は未読なので、原作と比較した感想は書けないので注意されたし。


このあらすじだけを聞くと以前話題になった「中二病でも恋がしたい」を思い浮かべると思うが、原作としてはこちらのほうが先。
作風もまるっきり違うようである。
「中二病でも」は原作もアニメも見ていないのでこちらも比較した感想は書けない。


アニメの監督、制作会社などスタッフは全て「人類は衰退しました」を手がけている。
「ROMEO project」として再集結した形だ。



さて、肝心の内容に触れていこう。

前述のようにいわゆる「中二病」を題材にしている作品だ。
コメディタッチかと思いきや、シリアスな場面が大半を占める。

痛々しい言動をするヒロインに対するイジメ、クラス内での無意識な階級意識など、案外重いテーマを扱っている。
正直に言っていじめられるのは自業自得だし、現実味が無い設定が多いが、物語の本質はそこではない。
クライマックスにおける少年少女の思春期の葛藤、心の叫びを吐露するシーンこそが、「AURA」のキモである

狭量な世界」という言葉をキーに、主人公はヒロインに語りかけていく。

なんで普通じゃだめなのか、なんで他人と違う自分をアピールしたいのか。
そうなってしまう不器用な少年少女の思考、不安定な気持ちを見事に描ききっていた。

「学園モノ」より「青春もの」として絶大に評価したい作品。
私も邪気眼とまではいかないが中二病を発症していた時期はあったため、共感できるものも多かった。
こういう元中二病発症者のような人はドツボにはまる作品。
今だからこそ笑える、というよりまだ未熟だった自分を思い出してノスタルジーな気分に浸れる。


自分の我を思い通りに出せないこの「狭量な世界
無意識にできる壁の中でしか生活できないこの「狭量な世界
誰もが気づきながらも口にしない、ある意味タブーにも踏み込んでいる意欲作であると感じた。


物語のテーマ、メッセージには深く感動を覚えた。
物語としての出来は素晴らしい。一級のエンターテイメント作品だ


原作未読でも十分物語に引き込まれ、楽しむことができた。
ある程度の設定を知らなければ困惑するかもしれないが、未読者でも存分に物語を堪能できると思う。


と、本質の部分に触れたところで、他に気になったところにも触れてみよう


・良子がかわいい
・声優の演技は抜群
・良子の乳首解禁

・作画が不安定
・良子と一郎がラブラブすぎて壁ドン
・パンフによると結構原作をカットしている


とにかく良子がかわいい。萌え豚にどストライク
可愛くなかったら誰にも相手にされず~Fin~だっただろうが。
動き、仕草はもちろん見ていて気持ちいいし、作画も気合が入っていた。

その作画なのだが…
気合が入っているところと入っていないところの落差が激しすぎる
特に机で積み上げた神殿の作画は圧巻。
あれでスタッフが全員力尽きたのではないかと思うほど、全体のレベルとしては通常のTVアニメに少し劣る酷さ
とてもじゃないが劇場版のクオリティとは言いづらい。
冒頭の一郎の登校シーンで既に作画崩壊気味だったので、「この映画大丈夫か」と冷や汗をかいてしまった。
良子が出てきてようやくスクリーンに活気が出た状態だった。


逆に豊かだったのが声優の演技力。
劇場版にありがちなゲスト声優による崩壊は見られず、全員のレベルが高いし、わりと豪華な声優陣。
まずヒロイン役の花澤さん
ラストの「リサーチャー」と「良子」の入り混じる演技は圧巻。
感動を数倍にしてくれた。

さらに一郎の姉役の雪野五月さん
弟を想う姉として、親に食ってかかるシーンは最高だった。
一言だけでキャラを確率してしまうほどの雰囲気をまとっており、演技力はやはりトップレベル。

金元さん
木村良平さん
井上麻里奈さん
勝平ちゃん
小林ゆうさん
斎藤千和さん


などなど
最近ブレイクした声優からベテランまで、実力派が集うアニメだった。



そして、カットしている原作のシーンが多い模様。
私は未読なので気にならなかったが、原作ファンからするとどうなるか分からない。
ドリームソルジャーのカットシーンが多いとか。
彼らのキャラは私的に大好きなので、原作でも彼らの活躍を拝みたい。

カットが多いためか全体的に説明不足気味であり、心理描写も少ない為急に展開が変わったと錯覚してしまう。
これも原作で補完することにしよう。



小学生並みの感想を言うと

面白かった


これにつきる。
BDが出たら多分買う。
もっと色んな人に触れて欲しい作品。こんなところで埋もれているのはもったいない。
一応上映館を紹介しておく。

【東  京】 シネ・リーブル池袋、テアトル新宿
【神奈川】 TOHOシネマズららぽーと横浜、TOHOシネマズ川崎
【千  葉】 京成ローザ(10)
【埼  玉】 MOVIXさいたま
【大  阪】 テアトル梅田
【京  都】 MOVIX京都
【兵  庫】 TOHOシネマズ西宮OS
【愛  知】 センチュリーシネマ
【福  岡】 T・ジョイ博多
【北海道】 札幌シネマフロンティア


また、公開日は決まっていないがこちらでもやる予定
【新潟】T・ジョイ新潟万代/【静岡】TOHOシネマズ浜松/
【岐阜】TOHOシネマズ岐阜/【広島】広島バルト11/【長崎】TOHOシネマズ長崎



その他イベント情報などは公式サイトでご覧あれ
AURA〜魔竜院光牙最後の闘い〜 公式サイト


私が見たところでは特にイベントは行われていなかったのでパンフレットとクリアファイルだけを買って帰宅。
クリアファイルはこちら
1365844914142.jpg

これだけ見たらファンタジーアニメだよな
予備知識無しで見に行った人は序盤で騙されてそう。
現在進行形の妄想戦士にはアンチテーゼ的な作品だし、ダメージを受けた人も多いかも。


また見に行きたいが鑑賞料より交通費の方がかかるのでちょっと無理
原作を読んで世界観を楽しもう。
映画アンチになるほど原作が素晴らしくても困りものだが。


どんどん評価が上がることを祈って


ではまた

関連記事
「人類は衰退しました」第一話 先行上映会レポート




AURA ~魔竜院光牙最後の闘い~ (ガガガ文庫)
AURA アウラ魔竜院光牙最後の闘い 1 (少年サンデーコミックス〔スペシャル〕)
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