03«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.»05

読んだらけ

漫画に小説、読んだものの感想を書いていきます

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

cm --   tb --   page top

綾辻行人「Anothre」感想 




再読感想。
アニメも終わったし…ということで再読してみた。



やはり完成度の高い作品。
ジャンルはミステリーではなく「ミステリー要素のあるホラー」といったところ。
私も初見の時は純粋なミステリーだと思って痛い目をみてしまった。
この作品はホラーであると明言しておきたい。


真相が分かってから読むとまた面白い作品の一つ。
多くの伏線が張られているのにもかかわらず真相に気付けなかった自分が憎い。
それほど分かりやすいのに、全く真相に気付けない。
綾辻先生の巧みな文章に惑わされてしまった。

全体的に暗い雰囲気で、残酷な描写も見受けられる。
まぁ、ホラーやミステリーが好きな人でこれが苦手な人はいないだろう。
もしホラーミステリー初心者の方がいればご注意を。


謎の提示が早く、休むことのないテンポの良い展開なので、だれることなく読むことができる。
終始一定の「謎」に包まれており、先が気になって仕方がない。
長い物語だが、私は一日で読んでしまった。
もちろん、読後の「やられた」感は存分に味わうことができた。
綾辻作品の醍醐味である。

ただ一つ欠点を上げるとすれば、主人公に感情移入し辛いということ。
主人公が度々起こる惨劇に非常に冷淡で、感情の起伏も薄いのでどうもとっつき難い印象なのだ。
この作品は感情が豊かな登場人物が少ないため、少しリアリティーに欠けてしまう。
アニメのようにもっと活躍する人を増やしてほしかった。

だが、面白い作品には変わらないだろう。
アニメを見たひとでも、原作は少し相違点があるので是非とも読んでもらいたい。



ここからはネタバレ感想です
注意願います



前述のとおり、私はこの作品をミステリーとして読んでいたため、「現象」も推理できるものだと思い込んでいた。
それがただの「現象」だったとわかり、少しがっかりしたものだ。
よくよく考えれば推理のしようもないのに。

「実は司書の先生の自作自演」
「実はドッキリ」

だとかしょうもないことを考えていた。
冷静になれば完全に間違っているとわかるのに。馬鹿だった。


そして三神先生=怜子さん=死者
私は全く気付きませんでした。
恒一君の言葉まで全く考えもしなかった。
同一人物だったなんてなぁ…やられた。

再読してみてどれだけのヒントを目の当たりにしたか。
あからさますぎてびっくり。
なんでこんなのに気付かなかったのかと恥ずかさでいっぱいだ。


スピンオフ作品や続編の構想も出ている今作。
いつ発売されるかはわからないがいつまでも楽しみ待っていられる自信はある。
うん、面白かった。



Another
Another 限定版 第1巻 [Blu-ray]
十角館の殺人 <新装改訂版> (講談社文庫)
関連記事
スポンサーサイト

category: ミステリー(和)感想

thread: 読書感想文 - janre: 小説・文学

cm 0   tb 0   page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://dokusyossyo.blog.fc2.com/tb.php/20-25f05427
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

注目の作品

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。