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「さよなら絶望先生」30巻 感想 



ついに7年の連載に終止符を打ったさよなら絶望先生。
この30巻でフィナーレを迎える。

表紙はもちろん絶望先生。
黒い表紙は何げに初めて?
表紙を取ると恒例の「開けないでよ」が目に飛び込んでくる。
しかし、最終巻ということもあって、特別仕様で糸色望の裸体を拝むことができる。ありがたきしあわせ。


「かってに改蔵」同じく、衝撃の結末となっているのでネタバレ注意


最終回直前ではあるが、いつものようにネタは進行。
相変わらず普通ちゃん、カフカ、あびる、まとい、千里の五人が大活躍。
三珠とか大浦さんの出番をもっと増やして欲しかった…。

個人的に今回のネタで好きだったのが「エイプリルクール
4月という新しい環境に入る季節の中で、クールぶっちゃう人の暗喩。
見栄を張ってクールぶっちゃう人いるからね。
特に田舎から都会へ出た人。
高いビルは絶対に見上げなかったり、流行にあえて乗らなかったり。
「五月バレ」と同じく読んでいて楽しい回だった。
これでこそ絶望先生。



そして、学校が舞台ということもあり卒業を迎えるカフカ達。
けれども様子がおかしい…。
皆、戒名のようなもので呼ばれるのだ。

え?みんな幽霊だったの?と混乱していると久米田康治の仕掛けた最大の伏線が炸裂する。
なんと、今までの絶望先生の授業は、卒業できずに死んでいった者たちを供養するための「死後卒業」だったのだ
しかし、今まで見てきた普通ちゃんや千里達が死んでいるわけではない。
彼女たちは卒業できずに死んでいった人達の依代となり、代わりに授業に出ていたのだ。

実は、普通ちゃん達は皆「死にたい」と願ったが死ねなかった自殺未遂者たち。
そして彼女達の前に現れたのが「生きたい」と願ったが生きれなかった可哀想な少年少女の魂。
死にたかった魂と生きたかった魂、出会ってはいけない二つの魂が出会ってしまった…
と、第一話のプロローグがここで引用される。

なんだか重苦しい雰囲気。
絶対に最後に何かやらかすだろうと思っていたが、よもやこう来るとは。
予想だにしてなかった。
とにかく生きようってことかな。
深く考えるのはやめとこう。


そして、カフカの正体が明らかに。
結論から言うと、彼女は本当は存在していなかったのだ。
2のへ組にはカフカという生徒はいなかった、ということになる。
実は、2のへ組で依代として生徒を演じ続けてきた自殺志願者たちは全員、カフカから何らかの臓器提供を受けていたのだ。
臓器提供による記憶転移は有名な話で、ドナーの趣向が臓器を移植された人に移るという話は何度も聞いたことがある。
つまり、2のへの生徒全員がカフカになり得たのだ。
カフカが存在していたとき、誰かがカフカに成りきっていたということになる。


アニメのOPのグロテスクな内蔵の演出はこのことだったのか。
意味もなく解体新書っぽいものが羅列されるなぁ…とは思っていたが、こんな意味があるとは思わなかった。

風浦カフカがペンネームだったのは、ドナーの個人情報保護のため。
ペンネームの元ネタは彼女の好きな本だった、フランツ・カフカの「変身」から。


そして、絶望少女達=カフカに追いかけられる絶望先生で幕。



いやー面白かった。
どんな漫画であれ伏線が回収されていく様は読んでいて気持ちがいい。
さらに綺麗にまとめてあるので、なおさら満足感に溢れる。

この巻に限らず、いいように世の中を皮肉ってくれた絶望先生。
言葉遊びで無茶苦茶やってくれた絶望先生。
感謝です。

今後もこのような作風で続けて欲しい。
のだが、じょしらくがあるのでそのあたりは心配ないか。


「マンネリ」「ネタ切れ」と最近の評価は良くなかった絶望先生だが、これを機に再評価されることを祈る。
7年間ありがとう。

さよなら、絶望先生!


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さよなら絶望先生(30)<完> (講談社コミックス)
じょしらく(1) (ワイドKC)
変身 (新潮文庫)
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