07«1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.31.»09

読んだらけ

漫画に小説、読んだものの感想を書いていきます

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

cm --   tb --   page top

「惡の華」7巻 感想 



2013年春にアニメ化が決定した惡の華。
本編も佳境を迎えている。

そんな大きな転換期となる7巻の感想を書いていこう。


当然、ネタバレ注意だ

夏祭りをジャックし、「向こう側」へ行くためクソムシどもに宣戦布告した春日と仲村さん。
もちろん警察に止められるが、自らガソリンをかぶり、ライターで脅す。

散々野次馬を罵ったあと、仲村さんは心の内をぶちまける。

「でも違った!私もクソムシだ!」
「クソムシの泥の中で ほかのやつらと違う方向を向いてるだけの わたしこそクソムシだ!」
「向こう側がは無い!ずっと!どこまでもこの街の中で!別の方を向きながら生きていくことしかできない!ニセモノの変態!」
「永遠に!ずっと!ずっと!ずっと!クソムシが!」


他人とは違う、全く別の生き方をしようとしたり、常識に囚われない新しい人生を楽しもうとした仲村さんの苦悩が伺える。
自分なりの生き方をしてみても、結局は方向性が違うだけで普通の人と何ら変わりなかった。
そこに気付いてしまった仲村さんが、自暴自棄になってしまったのも無理ではない。

私も中学時代には「自分」を表に出そうと必死だった。
今風に言えば「中二病」というところだろう。
しかし、誰もが経験することであり、恥ずべきことでは決してない。

作者の言葉にもあるとおり
「この漫画を、今、思春期に苛まれている方々 かつて思春期に苛まれた全てのかつての少年少女に捧げます」
そのままである。


かつてモヤモヤとした思春期を過ごした方はもの凄く共感できる仲村さんの演説ではなかろうか。
私は自分の哀れな青春時代を思い出し、悶々としている始末である。

そんな思春期の不安定な心情をリアルに、この「惡の華」には美しく描かれている。


ライターで火をつけ自殺を謀る二人だが、仲村さんが春日を突き落とし、一人だけで死ぬことを覚悟する。
だが、火をつけようとしたところで間一髪、仲村父が止めに入り、仲村さんは救われた。
それでも、仲村さん達にとっては計画は大失敗だった。
春日の惡の花の目は閉じてしまう…。


そして舞台は変わり、高校へ。
この事件が終わったら作品も終了だと思っていたので少しびっくり。
まだまだ読めるという喜びもあるが、下手に引き伸ばされてしまわないか心配だ。
むしろ今までが序章なのかもしれない。

春日は高校では普通に生活している模様。
あれだけの大事件を起こしたのだから、無論引っ越しているのだろう。仲村さんの姿も見えない。
髪も伸びて雰囲気イケメンになっている。
佐伯さんの男を見る目は間違っていなかった。


性格は仲村さんと出会う前と同じような、無口で暗い人間になっていた。
友達から馬鹿にされることはなくなったようだ。

それでも仲村さんのことは未練タラタラのようで、似た人を間違えて呼び止めてしまったりする。

「忘れられるわけないよ…」


とつぶやく。

まぁあれだけ濃い思春期を送ったのだから、忘れることなど無理だろう。
仲村さんという人物が春日の中に深く刻み込まれてしまっている。


話は一転、ふとしたきっかけで、常磐さんという女の同級生と仲良くなる。
この7巻の表紙の女の子だ。
本屋で手にとったときは仲村さんだと思っていたが、読んでる限りこれは常磐さんだろう。

事件以来、本から離れていた春日だが、本好きの常磐さんとの出会いをきっかけに本を読み始める。
常磐さんも嬉しい様子で、春日に本を何冊も貸してくれる。
その貸し本の中に、なんと島田荘司の「暗闇坂の人喰いの木」が!
私も当ブログでレビューを書いている有名作だ。
確かにこれは面白い。
島田荘司「暗闇坂の人喰いの木」感想


なんでもいいから貸すよという常磐さんだが、心を抉る一言。

「あ、でも『惡の華』みたいのは無しで!昨日ちょっと読んでみたけどわけわかんなかったし」


非道い言い草である。
まぁ確かに、私もこの漫画をきっかけに読んでみたが、わけがわからなかった。
私が読むには時期早々とみて本棚の奥深くにしまわれている。


春日がどうしても読みたいものがあるということで、常磐さんの家に。
やはり本がたくさん。
壁一面本だ。
その中に「プロット」と書かれたノートを発見。
常磐さんは自分の作品を書きたいらしい。

私も小説を書いてみたいのだが、なかなか踏み出せないでいる。
ジャンルはもちろんミステリー。
トリックは考えたが中身をうまく書く事ができない。
もっと本を読んで勉強することにしよう。


この「プロットノート」がこれからの展開を大きく左右すると予想する。
プロット通りに事件が起きて…とか。ないか。


プロットノートを読もうとしていると事件発生!
常磐さんの彼氏襲来!次巻!


ってあれ?
いつもの惡の華ではない。
高校生編は全くの別物と言っていいだろう。

あまり話は進まず、盛り上がるところも少なかった。
まだ章が変わったばかりだからだと思うが、展開にあまりドキドキ感がない。

中学生編は「これからどうなるんだよwwwwwwww」
だったが、高校生編は「これからどうなるんだよ…」
と途方に暮れてしまう。


全く展開が読めず、どの方向へ行くのかもわからない。

とりあえず展開を予想してみる
・常盤さんの彼氏と修羅場→ドロドロの恋愛漫画へ
・常盤さんの彼氏と本で盛り上がる→小説版金魚屋古書店へ
・常盤さんの彼氏にDV疑惑→熱い人情モノへ
・彼氏スルー→このまま
・仲村さん再登場→クソムシども!
・常磐さんの彼氏が実は仲村さん→百合漫画へ


本当にどう転ぶかわからない。
せっかくアニメになるんだから、少しくらい方向性を決めて欲しかった。


なんだかんだいって気になる展開
うまくまとめてくれるといいのだが…

仲村さん再登場を祈って


ではまた


関連記事
「惡の華」8巻 感想
「惡の華」6巻 感想
アニメ「惡の華」第1話 感想



惡の華(8) (惡の華 (8))
惡の華(7) (講談社コミックス)
惡の華 コミック 1-6巻 セット (講談社コミックス)
悪の華 (新潮文庫)
関連記事
スポンサーサイト

category: 悪の華

thread: 漫画の感想 - janre: アニメ・コミック

tag: 惡の華 
cm 0   tb 0   page top

コメント

page top

コメントの投稿

Secret

page top

トラックバック

トラックバックURL
→http://dokusyossyo.blog.fc2.com/tb.php/95-929183eb
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

page top

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

注目の作品

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。